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【現役MRが解説】35歳以上のMRがリストラを乗り越えるための対策!

転職に悩むMR

またあの会社MRをリストラするらしい。。
自分もリストラに合うんじゃないかと不安だけど何から始めたら良いんだろう。。
転職したいけど、もう35歳超えちゃったしな。。

毎日のように聞こえてくるMRのリストラの噂、35歳を超えてくると将来について心配になりますよね。

TAKI

正しく対策をすればリストラを人生の味方につけることもできます。
私も何度もリストラを間近で見てきましたが、事前に対策をしていた方はむしろ幸せになっています。

本記事では、私自身がMRのリストラを間近で見てきた経験や、実際に大量リストラ時の面談を受けた体験をもとに、現状と具体的な対策を解説します。

本記事でわかること
  • 【2026年度版】直近でリストラ・早期退職が行われた製薬会社の一覧と最新動向
  • MRのリストラが止まらない4つの構造的な理由
  • 実体験・取材をもとにしたリストラの実態(通達方法・面談の流れ・対象になりやすい社員)
  • リストラ後に起こった5つのリアルなケース(年収ダウン・アップ・残留など)
  • リストラされないMRになるための5つの具体的な戦略
この記事が役立つMRさん
  • 自分の会社でもリストラが起こるのではないかと不安を感じている
  • 35歳以上で、このまま今の会社にいて良いのか迷っている
  • リストラが実際にどのような流れで行われるのか知っておきたい
  • 転職を考えているが、何から始めればいいかわからない
筆者の経歴
  • 内資系製薬会社で10年以上勤務し関東、北陸、東北を渡り歩く
  • カスハラ、上がらない給料、勤務地に不満を持ち36歳にて転職活動を開始
  • 失敗もありながら複数の転職サイトエージェントさんに助けられ第1希望の会社へ転職
  • 年収300万円アップ、東京・大学病院・スペシャリティ領域担当を実現
TAKI

「記事を全部読む時間はないけど、とりあえず何かしておきたい」という方は、まず私がおすすめする転職サービスだけ先に確認しておいてください。
どのサービスに登録すべきかを実体験をもとに厳選してまとめています。

35歳以上のMRのキャリア戦略|おすすめの転職サイト2選(+3選)

目次

【結論】35歳以上のMRはすぐに対策することでリストラを乗り越えられる

まず結論として35歳以上のMRさんは今すぐにご自身のキャリアを実現するための戦略を立てて対策をすることをおすすめします。

なぜならいきなりリストラを言い渡された際に、戦略と対策の有無が人生を左右することを間近で見てきたからです。

対策と言っても難しいことはなく、まずは以下の5つのSTEPを踏んでおけばすぐに行動しやすくなります。。

キャリア実現のための5つのSTEP

①人生における自分のあるべき姿を描く

②ご自身の現状(市場価値)について知る

③あるべき姿と自分の現状のGAPを埋めるために、より良いポジションや会社がないか情報収集を絶えず行う

④ご自身の経験を棚卸して、資料にまとめておく

⑤いつでも転職できる準備をしておく

自分の市場価値について知る方法や、経験を資料にまとめる方法、35歳以上のMRが転職を成功させるためのSTEPについては別途、35歳以上のMRのキャリア戦略の記事で特集をしているので、のぞいてみてください。

【2026年度版】MRリストラの現状を紹介

転職に悩むMR

実際にリストラが起こっているのってどういう会社なの…?

TAKI

直近でリストラ(早期退職)があった会社を見ていきたいと思います。

【2026年度版】直近でリストラ・早期退職が行われた主な製薬会社一覧(国内)

2023年から2025年までにリストラ・早期退職が行われた企業の一覧をまとめました。

外部に公にされていない外資系企業の早期退職は含まれていないので、実際はもっと多くのリストラが実施されています。

企業名対象の年齢勤続年数対象社員
中外製薬40歳以上一般社員・シニア社員
塩野義製薬50歳以上5年以上管理職を除く社員
アステラス製薬6年以上MRが中心
参天製薬50歳以上3年以上定年後再雇用社員も対象
杏林製薬50〜64歳/55歳以上5年以上一般社員・管理職(MR等一部職種除外)
大正製薬30歳以上3年以上若い年齢層まで対象に
トーアエイヨー3年以上生産部・品質保証部門は対象外
田辺三菱製薬45歳以上5年以上中堅層が中心
住友ファーマ40歳以上5年以上一部の生産・先端医薬部門を除外
武田薬品工業3年以上特定事業ユニット・R&D部門
協和キリン30歳以上3年以上経営職・一般職・再雇用社員
協和キリン40歳以上3年以上2024年制度とは別枠で追加

表を見て分かる通り、対象は「定年間近の社員」だけではありません。


30代後半〜40代の、現場でバリバリ働いている年齢層も対象になっています。

直近のリストラの特徴は以下です。

国内早期退職の特徴

・対象年齢が若年化している

・大企業から中小企業まで幅広く実施されている

・MRに限らず広い職種で行われている

・財務状況や株価が安定している会社でも行われる

結論として、現状ではどの会社でもリストラがいつ発表されてもおかしくない状況です。

パイプラインが潤沢、株価が好調、社員を大切にする社風であっても油断せずに着々とキャリア構築の準備を進めておくのが得策です。

MRのリストラが止まらない理由|業界構造の変化を現役MRが解説

転職に悩むMR

なんでこんなにMRのリストラが続いているの…?

結論からお伝えすると、MRのリストラは個人の問題ではなく、業界構造そのものの変化によって起きています。

TAKI

このパートではMRのリストラが起きている主な背景を4つに分けて整理します。

① 営業モデルの変化(MR以外のチャネルの進化)

まず一番大きいのが、営業モデルの変化です。

以前の生活習慣病治療薬(例えばARBやSGLT2阻害薬)全盛期では、大量の人を動員して「訪問回数」「対面での情報提供」で競合を圧倒するのがMRの価値の1つでしたが、現在は以下が主流になっています。

営業モデルの変化

・面会規制の常態化

・Web講演会やオンライン説明会の普及

・自社サイトを介した情報提供

・医療関連サイト(m3.comなど)を介した情報提供

MR以外のチャネルが発達してきた結果、MRの数が必然的に減少しています。

TAKI

これはMR個人の努力不足ではなく、営業モデル自体が変わった結果ですね。
今後、生成AIの進化によりさらに状況が変わることを意識しておく必要があります。

② 製品ポートフォリオの変化(スペシャリティ領域への特化)

2つ目の理由は、製薬会社の製品ポートフォリオの変化です。

多くの製薬会社では、以下のような製品ポートフォリオの変化が起こっています。

製品ポートフォリオの変化

・ブロックバスターの特許切れ

・新薬開発の難易度上昇

・スペシャリティ領域(オンコロジーや希少疾患)への選択と集中

ポートフォリオの変化は、ターゲット顧客を開業医中心から大病院への集中へと変化させました。

結果としてMRの情報提供は量から質へと変化する時代となり、リストラ加速に寄与していると言えるでしょう。

③ MR1人あたりの生産性が注目されている

ここが35歳以上のMRにとって、最も現実的な問題です。

最近の製薬業界では定期的にMR1人あたりの生産性に関するニュースを目にすることが増えました。

実際に2024年度においてMR1人あたり生産性が高かった国内製薬企業はMR数を減らすことで生産性が上がっています。

MR1人あたり生産性とMR数調整の実態(2024年)

企業名MR1人あたり生産性前年比の変化MR数の動き補足ポイント
中外製薬4.46億円
(政府買上除外後)
↑ 約7,100万円130人減ロナプリーブ政府買上分を除いても業界トップ水準
参天製薬5億円台横ばい〜微増80人減MR数削減で高水準を維持
アステラス製薬3.38億円↑1.19億円400人減売上微増+MR大幅削減で生産性急上昇

※各社の決算資料・業界紙報道を基に筆者が整理

生産性を上げるためには以下のような層のMRがリストラの対象となりやすいといえます。

中堅層が対象になりやすい理由

・年収が比較的高い

・在籍年数が長い

・役割が固定化しやすい

35〜45歳は一番即戦力な世代ですが、同時にリストラ対象になりやすい世代でもあります。

TAKI

会社の見かけ上の数字を良くするために、社員を切り捨てているように見えてしまいます…
自分の人生は自分で選べる準備をしておきたいですね!

④ デジタル・AI活用で急激な環境変化が起こっている

最後は、製薬業界のプロモーションで起こっているデジタル・AI活用の急激な環境変化です。

特に生成AIの登場により、MRもさらなる仕事の効率化を目指す必要が出てくると思います。

また、Veevaをはじめとする業務効率化ツールの導入はMRの活動を可視化することとなり、「もっとMRが少なくても売上は変わらないのではないか?」という経営層の疑念を深める可能性が出てきます。

TAKI

生成AIに脅かされるMRではなく、生成AIをいち早く取り入れて成果を上げるMRになることが、自分で人生を選択するうえで重要なポイントかもしれませんね!

【実体験あり】MRの大規模リストラはどのように行われるのか徹底調査!

転職に悩むMR

実際にMRのリストラってどのようにして行われるの…?
心の準備のためにも聞いておきたい…

それでは実際にMRの大規模リストラはどのような流れで行われるのか、筆者の実体験と経験者への徹底取材をもとにご紹介します。

あくまで実体験と取材をもとにした内容で、噂や憶測も含まれていることをご了承ください。

MRのリストラは社員にどのようにして知らされる?

MRのリストラがどのように社員に知らされるのか?に関しては会社によって様々ですが以下のような対応が多いようです。

MRリストラが社員に通達される方法

・緊急動画が社内で放送される

・緊急オンライン全社会議が行われる

・社長から全社員に緊急メールが送付される

・マネージャーに事前に秘密裏に通達され、各営業所にて通達される

どの方法にしても緊急で知らされるため、慌てる社員が多いのが事実です。

一方、大規模なリストラが行われる場合、かなり前から上層部と人事部を中心に綿密な打ち合わせ行われますが、なぜか事前に情報が漏れることが多いようです…

複数の取材者から事前に「そろそろリストラやるらしい…」という噂が流れていたと情報が入っており、その段階で転職の準備ができていた人とできていなかった人で、大きな差がついたとのことです。

TAKI

いつ緊急会議が行われても焦らないように事前準備をしておくことが重要ですね!

リストラの面談はどのように行われるのか?

MRのリストラが行われる際のスキームとして、社員に知らされた後は以下のような場合が多いです。

リストラのスキーム

①リストラ(早期退職)への手上げの募集開始と期限の提示

②リストラ対象者、もしくは全社員への個別面談による手上げ意思の確認

③手上げ社員への転職先の斡旋(会社が契約している外部業者が入る)

④割増退職金を得て退職

リストラが決まるのは個別面談での退職意思の確認です。

日本では法律での規制により整理解雇にはハードルがあるため、面談での退職勧奨が基本的にできませんが、多くのケースにおいて「あなたはリストラの対象なので辞めた方が良いですよ」と匂わせる場となります。

実体験と取材において以下のようなケースを確認できました。

MRリストラの個別面談の実態

・個別面談を行うマネージャーに事前にリストラ対象社員のリストが共有される(〇、△、×の三段階で評価されているとの情報も…)

・マネージャーから「来年以降あなたが活躍できる場は、外にもありますよ」といったような退職勧奨ではないがグレーな発言がされる

・リストラ対象となっている社員は手上げをするまで何度でも面談が繰り返され、さらに上位のマネージャーが出てきたり本社に呼ばれたりする

・MRが面談内容の録音を宣言してもマネージャーには、退職勧奨と捉えられる発言を行わないようにトレーニングが行われるため効果が薄い

・最終手段として、過去の行動記録や精算内容の細かい不備を突いて社内規定に引っかかるのでは?と社内規定の解釈を強調され、心理的なプレッシャーを感じたという声があった(取材・噂含む)

正直、リストラの対象となってしまうと逃げきるのはかなり厳しい印象です。

TAKI

しかしこのリストラから逃げ切ることが正解ではありません。
むしろ事前に転職準備ができていれば、大きなチャンスに変わります。

どのような社員がリストラの対象になるのか?

どのような社員がリストラの対象になるのかに関しては会社の状況やリストラ予定人数によって大きく変わります。

大規模なリストラを行った会社では、よく言われる「働かないおじさん」以外も対象になっています。

取材で聞いたこんな人でも面談でグレーな声掛けがあった!という意外な方々のリストです。

実際にリストラの対象となった社員

・最近仕事ができるようになってきた20代社員

・本社経験がある30代前半社員

・現在大学病院担当 兼 チームリーダーをしている社員

・「この人と一緒に働きたい!」と社員から慕われる名物社員

・子育てをしながら仕事に奮闘する30代前半女性の時短MR

取材をしていて思ったのは、「自分がリストラされるわけがない」と安心できる肩書きはないな…ということです。

10人の営業所のうち、1人しか残らなかったというケースも確認できました。

TAKI

愛社精神が大事な時代から、自分の身を守るために自分のために様々な準備をしながら働くことが大事な時代になったのかもしれません。

MRリストラ後の選択肢|実際に起こった5つのケース

転職に悩むMR

MRのリストラがあった時には会社を辞めた人、辞めなかった人がいるけど、その人たちはどうなったの…?

TAKI

実際のケースを取材をもとに紹介していきます!

①会社を辞めて年収が下がったケース

大企業で急なリストラにあったMRはこのパターンが1番多いと思います。

私が取材した際には、大企業で大規模なリストラに合った方のその後のキャリアについて聞くと以下のような職種がありました。

MRリストラ後のキャリア(年収ダウン編)

・CSOの正社員でコントラクトMR

・今より規模が小さい会社の正社員MR

・医薬品卸の正社員

・ドラッグストアで薬剤師

・市役所などの公務員

・OTC医薬品の営業職

どの職種も大手製薬会社より待遇が下がるケースですが、急な転職活動では自分の希望を叶えられないことが多いのは事実です。

②会社を辞めて年収が上がったケース

20代のまだ年収が上がり切っていない世代や、事前に転職活動や副業で準備をしていた35歳以上の即戦力世代ではこのケースもあるようです。

以下のようなキャリア選択を確認することができました。

MRリストラ後のキャリア:年収UP編

・大手外資系製薬会社のMR

・コンサルティング会社のコンサルタント

・割増退職金を元手に個人事業主として独立

35歳以上のMRで年収が上がったケースでは、他業種への挑戦はハードルが高く、外資系製薬会社に入社しているケースが多いようです。

共通しているのは事前に転職サイトを活用して情報収集や、自分自身の経験の棚卸、職務経歴書の作成などの準備をしていたこと。

数千万の割増退職金を得ながら、年収アップするという非常にうらやましいキャリアですが事前に準備をしていれば、手に入れられる可能性があるケースです。

③リストラの噂段階で会社を辞めて年収を上げたケース

常日頃から転職の準備をしていたMRさんからはこのようなケースも複数聞けました。

敢えて割増退職金を貰わずに、リストラ実施前に待遇の良い会社に転職するパターンです。

この選択肢のメリットは以下です。

リストラ前に転職するメリット

・市場価値をキープできる(割増退職金を得ているMRは買いたたかれやすいと複数の転職コンサルタントから聞きました)

・競合が少ない(大規模リストラ後は大量のライバルが転職市場に放たれます)

・応募企業に熱い気持ちが伝わる(割増退職金を捨ててでも御社に入りたい!と言いやすくなる)

割増退職金を得られないデメリットはありますが、年収や待遇を上げて転職できれば長期的に回収可能です。

万人が得をする方法ではないですが、日々転職コンサルタントとコミュニケーションをとっておくことで、このような選択ができた人も確認できました。

④会社を辞めずに地獄を見たケース

このケースも非常に多くの方から聞きました。

以下のようなパターンがありました。

リストラ対象になったが辞めなかったケース

取材の中ではリストラの対象となり、複数の面談が行われたが辞めなかったケースはかなり多く確認できました。

自ら辞めない選択肢をした方もいますが、準部不足により思うような転職先が見つからずに辞められなかった方も多いです。

複数の方から、辞めずに残った後に役職・待遇ダウン、望んでいないエリアへの複数回の配置転換が行われているという話も聞けました。

結局そういった待遇に耐えられず、転職活動を行い、数年後に割増退職金を得られずに転職するというケースが多いようです。

リストラ対象にならなかったため辞めなかったケース

会社に期待されてリストラ対象にならなかった方でも苦労しているという話を複数聞けました。

その理由は以下です。

リストラ後の会社で苦労するケース

・リストラ後は社内の雰囲気、モチベーションが大きく低下する

・指導スキルのあるベテラン社員不在による若手の指導不足

・人員不足のため、1人あたりの仕事が激増する

・特に細かい仕事の増加が労働時間を圧迫する(患者用資材のお届け作業、副作用調査の対象軒数の増加、朝の卸対応など)

・会社への不信感により、継続的に優秀な若手が辞めていく

とある会社では大量にリストラをしすぎて、人手不足になり中途で正社員採用をはじめたという本末転倒な話も聞きます。

TAKI

会社の経営判断で、自分の人生を振り回されるのは癪ですよね。。

⑤会社を辞めずにキャリアを実現したケース

リストラ後の会社に残りチャンスを得た方々の話も聞けました。

以下のようなケースが聞けました。

会社に残ってキャリアを実現したケース

・初の大学病院、オンコロジー担当を実現

・本社のマーケティング部へ異動

・営業所長に昇格

・本社に新設のデジタル関連部署へ異動

多くの人が辞めるということは、多くのポストが空くのでチャンスという側面もあります。

転職活動と同様に、日ごろから自分の強みの棚卸や、キャリア戦略を立てている人は会社に残ってもしっかりチャンスをつかんでいる印象を受けました。

転職に悩むMR

どのケースになるかは、結局自分次第ってこと…?
でも何から始めればいいのかわからない…

TAKI

そうです、自分次第です。
でも一人で悩む必要はありません。
まずはプロに相談して、自分の市場価値と選択肢を知るところから始めましょう。
それだけで見える景色が大きく変わります。

35歳以上のMRのキャリア戦略|おすすめの転職サイト2選(+3選)

リストラされないMRになるために|「社内で生き残る」5つの戦略

転職に悩むMR

リストラって結局、運じゃないの…?
何をしたら「リストラされにくいMR」になれるの?

結論から言うと、リストラは完全な運ではありません。

もちろん早期退職などの会社都合の波は避けられない要素もありますが、少なくとも「リストラ候補」にならない工夫はできます。

TAKI

このパートでは、筆者が現場で見てきた中でリストラされにくいMRの共通点を、5つに絞って整理します。

リストラされないMRになるための5つの戦略

① 会社が求めている働きをする

② 社内的に価値があるキャリアを積む

③ 同僚と差別化できる武器を作る

④ コンプライアンスを徹底する

⑤ 定期的にプロに相談しておく

① 会社が求めている働きをする

結論、「会社の方針」に合わせて成果をだせるMRは、リストラされにくいと言えます。

具体的な行動(例)

・経営理念/方針/〇〇か年計画などの資料を読み込み、会社の「方向性」を理解する

・会議やマネージャーの発言から、いま求められているMR像を把握する

・現場での行動に落とし込み、ホウレンソウで会社にフィードバックする

会社の方針とズレた努力は、成果が出ていても評価されづらい側面があります。

② 社内的に価値があるキャリアを積む

会社が「将来も必要」と判断する領域の経験を持つと、守られやすくなります。

社内で価値が上がりやすい経験(例)

・会社が今後注力する領域の担当経験(重点領域・重点施設など)

・部下/後輩を指導する経験

・マネージャーの補佐的役割、大学病院担当、KOLマネジメント、チームリーダーなどの役割経験

・本社経験(マーケ、メディカル、トレーニング、デジタル等)

今後の会社の方向性を見定めて、社内的に「価値がある」とされるキャリアは、意識して取りにいくのが得策です。

③ 同僚と差別化できる武器を作る

「あの人がいないと〇〇な点で困る」という状態を作ることができるとリストラを避けやすいです。

差別化になりやすいスキル(例)

・AI活用スキル(資料作成・情報整理・プロジェクトの提案)

・英語スキル(海外論文・グローバル資料の理解)

・PC時短(Excel/PowerPoint/業務自動化)

・医療環境知識(エリアにおける医療課題の把握と自社製品価値への落とし込み)

武器を個人の成果に繋げるだけではなく、組織に波及させるところまでがセットです。

④ コンプライアンスを徹底する

「弱みを作らない」ことはリストラ局面でとても重要です。

理由は、リストラの局面ではコンプライアンスチェックが強化されやすく、些細な不備が大きな弱みとなることがあるからです。

徹底したいポイント(例)

・活動記録を正しく残す(後から見ても説明できる状態)

・経費の使い方を丁寧に(駐車場代、日当申請など)

・副業バレのリスク管理(規程・申告・同僚に話さない)

成果が出ていてもコンプライアンス上の不備があると一気に立場が弱くなる可能性があります。

⑤ 定期的にプロに相談しておく

優秀な転職アドバイザーは「転職先の紹介」だけではなく、あなたの市場価値を上げる相談相手になります。

理由は、社内にいると見えない自分の市場価値が、外部のプロには見えているからです。

相談するメリット(例)

・「今のキャリアで、何が強みになるか」を客観視できる

・次に積むべき経験が見える(社内で取りにいくべき役割も含む)

・いざという時に動ける(準備ゼロの転職活動を避けられる)

社内に残れるMRを目指すときにも、「相談できる外部のプロ」を持っていること自体が保険になります。

TAKI

正直、リストラの噂が出てから動くと遅いです。
焦って動くと、年収も条件も落ちやすい。だからこそ常に準備しておくことが効いてきます。

「具体的に何から始めればいいのか?」「外部のプロといっても誰に相談すればよいのか?」を、手順どおりにまとめたのがこちらの記事です。

35歳以上のMRのキャリア戦略|おすすめの転職サイト2選(+3選)

MRのリストラについてもっと知りたいQ&A!

MRのリストラに関して、よく聞かれる疑問をまとめました。少しでも不安を解消するヒントになれば幸いです。

リストラにあったMRの転職活動はどれくらい大変ですか?

準備ができていたかどうかで、大きく結果が変わります。

事前に何も準備していなかった場合、転職活動が長期化したり、待遇を大幅に落とさざるを得ないケースが多いのが現実です。

また早期退職金を受け取って退職した方は、転職市場での評価に影響が出ることもあると複数の転職アドバイザーから聞いています。

ただしこのあたりは個人の経歴やタイミングによって大きく異なります。自分の状況がどうなのかは、ぜひ一度転職アドバイザーに直接相談してみることをおすすめします。

転職アドバイザー

リストラ後に慌てて動くと選択肢が狭まります。だからこそ「何もない今」から準備しておくことが、結果的に一番の対策になるんです。

35歳を超えていても、待遇が上がる転職はできますか?

できます。

自分の強みを正しく理解してアピールできれば、35歳以上でも大幅に待遇を上げることは十分可能です。

私自身も36歳での転職で年収が300万円以上アップしました。

また同じ会社で40歳以上の方が大幅に待遇を上げて転職したケースも複数見てきています。

大切なのは「35歳だから無理」と諦めるのではなく、これまでのキャリアで培った経験・スキル・人脈を棚卸して、転職市場でどう価値があるのかを言語化することです。

転職アドバイザー

年齢よりも「何ができるか」を正確に伝えられるかどうかが勝負です。これは一人で考えるより、プロのアドバイザーと一緒に整理した方が圧倒的に早いですよ。

今の会社でリストラがなくても、転職エージェントに登録する意味はありますか?

意味は十分あります。むしろ「何もない今」こそ登録のベストタイミングです。

リストラや早期退職は突然始まります。

黒字経営の会社でも起こりうることは、これまでの事例を見れば明らかです。

いざ発表があってから慌てて動いても、準備不足では良い選択肢を掴みにくくなります。

転職エージェントへの登録は無料ですし、登録したからといって必ず転職しなければならないわけではありません。

まずは自分の市場価値を知るところから始めておくだけで、いざという時の動きが全く変わってきます。

転職アドバイザー

「転職する気はないけど登録だけしておく」で十分です。それだけで、リストラが来ても慌てずに動ける準備ができますよ。

この記事のまとめ|リストラを人生の味方にするために今すぐ動こう

本記事のまとめです。

この記事の要点3つ
  • MRのリストラは業界構造の変化によるものであり、個人の努力不足が原因ではない。30代後半〜40代の即戦力世代も対象になる時代が来ている。
  • リストラ後の明暗を分けるのは「事前準備の有無」。準備していた人は年収アップ・待遇改善を実現し、準備していなかった人は選択肢が大幅に狭まる現実がある。
  • リストラを乗り越えるために必要なのは「今すぐ動くこと」。転職エージェントへの登録は無料で、自分の市場価値を知るだけでも人生の選択肢が大きく広がる。
明日からのアクション
  1. 自分のキャリアの棚卸しをする(強み・経験・実績を書き出してみる)
  2. 転職エージェントに無料登録する(まず市場価値を知るだけでOK)
  3. 転職アドバイザーと面談する(社内外でのキャリア戦略を相談する)

※リストラの噂が出てからでは遅いです。何もない今こそ、動き出すベストタイミングです。

転職に悩むMR

転職する気はないけど、登録だけして本当に意味があるの…?

TAKI

意味は大いにあります。
私自身、転職前から定期的にアドバイザーと話していたからこそ、36歳で年収300万円アップの転職が実現できました。
登録は無料ですし、転職しなくてもいい。まず自分の市場価値を知るだけで、人生の選択肢が確実に広がりますよ。

35歳以上のキャリア戦略については別の記事で特集をしています。

おすすめの転職サイト2選も紹介しているのでぜひのぞいてみてください。

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