MRの医療機器転職はアリ?年収・忙しさの現実と後悔しない選び方

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転職に悩むMR

35歳を超えて、MRとしてのキャリアが不安…。

後発品やリストラの話ばかりで、この先ずっとMRでいいのか不安。

医療機器の営業への転職ってどうなんだろう。。

TAKI

その不安よくわかります。
私の周囲には、MRから医療機器へ移った人が何人もいます。
年収が大きく上がった人、忙しくなった人、そしてMRへ戻ってきた人もいます。
きれいごとではないリアルを、この記事でお伝えします。

「MRの将来が不安。でも完全な異業種は怖い」という方にとって、医療機器営業は職種が近い現実的な選択肢ですよね。

この記事では、内資系製薬で10年以上働き38歳で転職した現役MRが、周囲の実例をもとに医療機器営業転職の現実をお伝えします。

本記事でわかること

・MRと医療機器営業の5つの違い

・35歳以上のMRでも転職できるのか

・年収はどう変わるのか(実例あり)

・忙しさ・転勤・やりがいのリアル

・後悔しないための3ステップ

この記事が役立つMRさん

・MRの将来に不安を感じている

・医療機器営業が気になっている

・35歳以上で転職できるか不安

・医療機器営業の年収や働き方を知ってから判断したい

筆者の経歴
  • 内資系製薬会社で10年以上勤務。大学病院・スペシャリティ領域を担当
  • 38歳で転職活動を開始し、年収300万円アップ・首都圏・大学病院担当を実現
  • 周囲に医療機器へ転職したMRが複数おり、リアルな声を聞いている

※医療機器に限らず、まず自分の選択肢を広く知りたい方は、キャリアのプロに相談しておくのがおすすめです。

転職サイトに迷ったらまずこの2つ。どちらも無料です。

  • MRBiZ:MR・製薬業界に30年以上特化。業界の内情や採用動向に詳しく、まず市場価値を確認したい人の相談先に。
  • JACリクルートメント:外資・ハイクラス案件に強く、MR出身コンサルタントが領域や薬剤名レベルまで対応。医療機器の求人も扱う。
目次

MRから医療機器営業への転職はアリ?現役MRの結論

転職に悩むMR

結局、MRから医療機器営業ってアリなの?ナシなの?

結論から言うと、選択肢としては十分アリです。

ただし「MRより良い仕事」という単純な話ではありません。

年齢・担当領域・希望する働き方によって、向き不向きが大きく分かれると思います。

実際、私の周囲への聞き取りではこの3パターンに分かれました。

医療機器へ移ったMRの3パターン

・年収が大きく上がった人

・忙しくなって大変になった人

・MRへ戻ってきた人

この記事では、この3パターンのリアルを順番に見ていきます。

MRと医療機器営業は何が違う?5つの違いを比較

TAKI

まずは、MRと医療機器営業の違いを5つに整理します。
医師に営業という点で「近い職種」と言われますが、実際は結構違います。

MRと医療機器営業の5つの違い

①扱う商材(薬か、機械・器具か)

②価格交渉の有無

③手術・処置への立ち会い

④顧客の広さ(医師以外も)

⑤必要な知識・資格

①扱う商材|薬と機器では営業の内容が違う

MRが扱うのは医薬品の「情報」です。効能や副作用を伝え、適正使用を促すのが仕事です。

一方、医療機器営業は「モノ」を売ります。

機械や器具そのものを提案し、時には使い方までサポートします。

②価格交渉|医療機器は「営業」の要素が強い

MRは薬価が公定価格のため、価格交渉はしません。

医療機器は見積もりや価格の交渉が発生します。

製品によっては1台数千万〜数億円になり、病院の予算に踏み込んだ提案も必要です。

ここはMR出身者がつまずきやすいポイントでもあります。

③現場への関わり|手術・処置に立ち会うことがある

これがMRと最も違う点かもしれません。

手術で使う機器(整形・脊椎・循環器など)を扱う場合、手術室に立ち会い、医師のそばで製品の使用をサポートすることがあります。

MRにはない世界です。詳しくは後半の「働き方」で解説します。

④顧客の広さ|医師以外との接点も増える

MRの主な相手は医師と薬剤師です。(もちろんその他職種の場合もありますが)

医療機器では、医師に加えて、看護師などの院内スタッフ、購買部門、時には病院経営層とも接点が生まれます。

関わる顧客が広がるので、緻密な調整力が求められます。

⑤必要な知識・資格|MR認定試験とは仕組みが違う

MRは転職時にMR認定試験の保持が必須なことが多いですが、医療機器営業には必須の資格はありません。

「MDIC(医療機器情報コミュニケータ)」という民間資格はありますが、これは主に病院側の安全管理向けで、営業に必須の資格ではありません。

MR認定証とは仕組みが異なります。入社後に製品知識を学ぶのが一般的です。

TAKI

「近い職種」とはいえ、営業スタイルはかなり変わります。
特に価格交渉と手術立ち会いは、MRにはない要素です。

35歳以上のMRでも医療機器営業に転職できる?

転職に悩むMR

そもそも、35歳を超えていても医療機器に転職できるの?

結論はできます。

MRの経験は医療機器業界で評価されます。

実際、もともと医療機器業界で働く私の知人は、MR出身者を歓迎されていると言っていました。

彼自身、MRの私を社員紹介で誘ってくれたほどです。

受け入れ側から見て、評価されるMRの経験は次のようなものです。

医療機器で評価されるMRの経験

・医師との関係構築力

・医療現場への理解

・病院という組織を動かす経験

特に「医師との関係構築力」は、医療機器営業でも武器になります。

転職市場でも、MRや製薬営業は親和性の高い経歴と見られています。

転職アドバイザー

年齢そのものより、「これまでの経験をどう伝えるか」が大事です。
MRの経験は、伝え方次第で医療機器でも十分通用しますよ。

MRから医療機器へ転職すると年収はどうなる?

転職に悩むMR

一番気になるのはやっぱり年収。
医療機器って上がるの?下がるの?

これは「どの領域の会社に行くか」で大きく変わります。

まず一般的な相場を整理します。

医療機器営業の年収相場

・国内大手:500〜900万円

・外資系:700〜1,500万円

・専門領域のシニア:1,000万円超も

MRの平均年収が700〜900万円前後なので、外資系や専門領域に行けば、年収アップは十分に狙えます。

では、実際のケースを見てみましょう。

私の周囲で実際にあった、2つの対照的な例です。

ケース1|外資系の医療機器メーカー(手術領域)へ(年収大幅アップ)

1人目は、内資系製薬でプライマリー領域を担当していたMRです。

当時の年収は600〜750万円ほど。

「給与が上がらない」という不満から転職を決めました。

移った先は、外資系の手術支援ロボットメーカー。

ケース1の変化

・転職前:内資製薬MR、年収600〜750万円

・転職先の平均年収:1,300万円超とも

・年収は大きくアップ

・ただし平均残業は月50時間超

年収は跳ね上がりました。

ただ、その会社は平均残業が月50時間を超え、有給取得率も半分程度とのこと。

年収と引き換えに、時間の自由は手放すことになったとのことです。

ケース2|外資系の診断・検査機器メーカーへ(年収は程々・働き方は安定)

2人目も、内資系製薬でプライマリーを担当していたMRです。

年収帯は同じくらいでした。

移った先は、外資系の診断・検査機器メーカー。

同じ「外資系医療機器」でも、働き方は大きく違いました。

ケース2の変化

・転職前:内資製薬MR、同程度の年収

・転職先の営業職の年収:700〜800万円台

・住宅手当などもあり安定

・手術立ち会いは少なめ

こちらは、外資系の医療機器メーカー(手術領域)ほど年収は跳ねませんが、その代わり働き方が安定していました。

この人は今もその会社で働き続けています。

TAKI

同じ「外資系医療機器」でも、手術系と検査系でこれだけ違います。
「医療機器=年収が高い」と一括りにせず、領域や扱う商品で見ることが大事です。

MRのまま残るべきか、医療機器業界も検討するべきかは、MRと医療機器の求人を両方見比べてみないと分かりません。

まずは選択肢を並べて確認するところからです。

MRと医療機器、どちらが自分に合う?まずは両方の求人を比較する

医療機器営業の働き方は製品によって大きく違う【リアル解説】

転職に悩むMR

医療機器営業って、実際どのくらい忙しいの?
転勤やプライベートはどうなるんだろう。

ここが一番大事なポイントです。

医療機器営業の働き方は、扱う製品で全く違います。

「医療機器はきつい」「医療機器はホワイト」という一括りの話は、あてになりません。

領域ごとに見ていきましょう。

手術関連(脊椎・整形・循環器など)は立ち会いが多く多忙

手術で使う機器を扱う領域は、時間拘束が大きくなります。

私の友人に、脊椎の医療機器を扱う人がいます。彼の話は、この領域の現実そのものでした。

脊椎機器を扱う友人のリアル

・オペ立ち会いは1日4〜5回

・医師との関係はMRより深い

・早朝・夜間の対応もある

・やりがいは大きい

医師との関係の深さは、MRとは比べものにならないそうです。

手術という真剣勝負の場をともにするので、信頼関係も濃くなります。

やりがいは大きい、と彼は言っています。

一方で、覚悟が必要な面もあります。

手術関連の医療機器では、献体を用いた手術手技研修(カダバートレーニング)に立ち会うことがあります。ご遺体を扱う正式な研修制度で、こうした場面への心理的な耐性が求められることもあります。

これは、医薬品の世界にはない環境です。

「思っていたより生々しい世界だった」と感じる人もいます。

事前に知っておきたいポイントです。

診断・検査・画像診断は立ち会いが少なく安定しやすい

一方、会社や製品にもよりますが、診断機器・検査機器・画像診断(CT・MRIなど)の領域は、働き方が安定しやすい傾向があります。

手術立ち会いが少なく、早朝・夜間の呼び出しも手術系ほどではありません。

「医療機器営業=激務」というイメージだけで判断すると、この違いを見落とします。

転勤|会社・製品によって異なる

転勤の有無も、会社と製品によります。

全国転勤がある会社もあれば、エリア固定の会社もあります。

MRと同様、ここは求人ごとに必ず確認すべき点です。

やりがいと引き換えに、何を差し出すか

手術系の医療機器営業は、やりがいが大きい反面、医師との濃い付き合いがついてきます。

プライベートのような付き合いも増えるため、ドライな関係を好む人には向かないかもしれません。

友人も「向き不向きがはっきり出る」と話していました。

TAKI

年収の高さだけで飛び込むと、働き方のギャップに苦しむことがあります。
「何を得て、何を手放すか」をセットで考えるのが大事です。

MRから医療機器営業へ|後悔しないための3ステップ

転職に悩むMR

じゃあ、後悔しないためには何に気をつければいいの?

私が周囲を見てきて思う、後悔しないための3ステップです。

後悔しない3ステップ

①年収だけで決めない

②MR継続の選択肢と比較する

③求人ごとの働き方を必ず確認

①年収だけで決めると、働き方のギャップで後悔します。総待遇と忙しさをセットで見てください。

②「医療機器へ行く」と決めてから探すのではなく、MR求人と医療機器求人を並べて比較してから決めるのがおすすめです。

③同じ「医療機器」でも、会社や製品で働き方は全然違います。立ち会いやオンコールの有無は、求人ごとに必ず確認しましょう。

転職アドバイザー

MR求人も医療機器求人も、会社によって中身が本当にバラバラです。
独断で決めず、内部事情を知るプロに必ず意見を聞いてくださいね。

MR領域に強いプロなら、医療機器も含めて「あなたに合う会社かどうか」を一緒に見極めてくれます。

迷ったらまずこの2つ。どちらも無料です。

  • MRBiZ:MR・製薬業界に30年以上特化。まず自分の市場価値と選択肢を確認する相談先に。
  • JACリクルートメント:外資・ハイクラスに強く、医療機器の求人も扱う。MR出身コンサルタントが相談に乗ってくれる。

MRの医療機器転職についてよくある質問Q&A

医療機器転職を考えるMRさんから、よく聞かれる質問をまとめました。

医療機器は未経験でも大丈夫ですか?

営業経験があれば十分可能です。MRや製薬営業は、医療機器業界と親和性の高いバックグラウンドと見られています。ただし製品知識のキャッチアップには時間がかかるため、入社後の研修体制が整った会社を選ぶことが大切です。

40代のMRでも転職できますか?

可能性はありますが、年齢が上がるほど「これまでの経験をどう活かせるか」がより問われます。医師との関係構築力やマネジメント経験など、40代ならではの強みを言語化できるかが鍵です。求人の状況は時期や領域によって変わるため、まずはプロに現状を確認するのが確実です。

オペ立ち会いって、具体的に何をするんですか?

手術室に入り、医師のそばで自社製品が正しく使われるようサポートします。製品の準備や、使用方法に関する情報提供などを行います。手術で使う機器(脊椎・整形・循環器など)を扱う領域では、これが日常的にあります。心身の負担もあるため、事前に理解しておきたい仕事です。

医療機器からMRに戻ることはできますか?

実例として、医療機器へ移った後にMRへ戻った人がいます。ポイントは、MR認定資格を継続して保持していたことです。MRを経て医療機器を経験したことは、MR復帰の足かせにはならなかったようです。ただし戻れるかどうかは求人状況にもよるため、資格の維持と情報収集は続けておくと安心です。

転職アドバイザー

「合わなかったら戻る」という道が残っているのは、心理的な安心につながりますね。

どの転職サービスを使えばいいですか?

MR領域に強いサービスを使うのがおすすめです。MRBiZはMR・製薬業界に30年以上特化しており、まず市場価値を確認するのに向いています。JACリクルートメントは外資・ハイクラスに強く、医療機器の求人も扱っています。どちらも無料なので、両方に登録して比較するのが後悔しない近道です。

まとめ|医療機器転職は「MRを続ける選択肢」と比較して決める

本記事のまとめです。

この記事の要点3つ
  • MRから医療機器営業は十分アリな選択肢。MR経験、特に医師との関係構築力は評価される
  • 年収も働き方も領域で大きく違う。手術系は年収が跳ねるが多忙、診断系は程々だが安定
  • 後悔しない鍵は「MR継続の選択肢と並べて比較する」こと。独断で決めずプロに相談を
明日からのアクション
  1. MRBiZとJACに無料登録する(MR・医療機器の両方の選択肢を知る)
  2. 自分の市場価値と適性を確認する(医療機器が向くタイプか相談する)
  3. 気になる求人の働き方を必ず聞く(立ち会い・オンコールの有無)
転職に悩むMR

医療機器も気になるけど、いきなり応募するのはやっぱり不安…。

転職アドバイザー

今すぐ応募・転職しなくて大丈夫です。
まずは「MRを続ける道」と「医療機器の道」、両方の選択肢を知ることが重要です!
プロの視点を取り入れるためにMR BiZとJACリクルートメントへの登録をおすすめします。

登録はどちらも無料です。まずは両方に登録して、MRと医療機器の求人を比較してみてください。

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この記事を書いた人

35歳を超え、将来不安から転職を決意。
38歳で外資系MRへ転職し、年収300万円アップを実現。

現在は大学病院・スペシャリティ領域を担当。
実体験ベースでMR転職の情報を発信中。

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